日産は12月にEV「リーフ」を発売する予定で、発売までに全国約2200店舗の日産ディーラー全店舗に200ボルトの普通充電器を設置する計画。さらにそのうちの約200店舗には、このほど発売した急速充電器を設置する。半径40キロ圏内に急速充電器設置店を1店舗置くことで、ドライブの途中でバッテリー残量が少なくなっても、短時間で充電してドライブを続行できるようにする。
急速充電器の出力電圧は最大DC500ボルト、出力電流は最大DC1258アンペア。急速充電器の標準コネクタ仕様「JEVS G 105-1993」と標準プロトコル「CHAdeMO」に準拠しているため、同社製以外のEVにも充電できる。使用温度範囲は、標準仕様はマイナス10度〜40度、高温地仕様はマイナス10度〜50度、寒冷地仕様はマイナス20度〜40度で、高温地仕様は冷却装置、寒冷地仕様はヒーターと耐冷仕様ケーブルを装備している。
価格は、標準仕様147万円、高温地仕様が173万2500円、寒冷地仕様が154万3500円。同社では「急速充電器を内製化することで、競争力のある価格設定を実現した」としている。【栗田昌宜】
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